天女の花オオヤマレンゲに会いに八経ケ岳へ行く
昨日、大峰・八経ケ岳に登ってきました。お目当てはこの時期だけ咲く”オオヤマレンゲ”を見るためです。
近くでテント泊をして6時過ぎに登山口を出発。この日の天気予報は雨予報で、前日までどうするか?判断が難しかった。できるだけ早く登ってしまい、下山時の雨は覚悟。
取付きの行者還トンネル西口の駐車場は、他府県ナンバーの多くの登山者でにぎわっていました。
この橋を渡るよりも、下の川を渡渉したほうが安全な気がする。
稜線の奥駈道までは急登です。喘ぎながら登ると目線にいろんな草花が入ってきます。
秋に咲く”ヤマジノホトトギス” 二輪咲いていました。
これは何か?オオヤマレンゲではない!
小一時間で稜線部に、今日の登りの山を越えたと思うと足が軽くなります。
これは何?
これはバイケイソウだな。
いろんな花に出会いながら進むと、理源大師像が座ってました。この像、ネットでは触ると雨が降るとか?それを注意する先に、同行のメンバーがタッチしてしまいました。この後、雲行きが怪しくない、少し雨に見舞われます。
最後の登りは、湿った木部が滑りやすいので、足元を注意しながら。
霧の中に建つ弥山小屋。チップ制のトイレがあり、助かります。
さて、お目当てのオオヤマレンゲは?
八経ケ岳近くの、保全地帯で出合ました。
まだ蕾?早かったか。
あれ、枯れてる!今年は無理かと思ってると
咲いていました。山頂部でやっと会える”オオヤマレンゲ”、調べると、天女の花と言われ、修験者たちや一部の登山家の目にしか触れることはなかった幻の花だそうです。
今回は、”近畿最高峰1915m+世界遺産+幻の花”が楽しめた山でした。