冬山に備えてアイゼントレ
先週末、冬山前にアイゼントレーニングをしに加西アルプスまで行っていました。
この山域、岩稜帯や砂地がミックスし、また、ハイカーも多くなくトレーニングには最適です。
まずは、12本爪のアイゼンとスパッツをはめ、ヘルメット、登攀用具をぶら下げ、ピッケルを持って笠松山まで岩稜の尾根道を歩きます。ところが、夜の冷え込みとは逆に、気温が上昇して暑い!汗が吹き出します。身体が温まり動きやすく、トラバースや急な傾斜地の登攀など、いい感じでクリアでいます。厳冬の本番はこうは行きませんが、久しぶりにアイゼンを履いた感覚を確かめました。
午後からは、雪面でのロープワーク練習。
ムンターヒッチ+クレムハイストで確保して、支点通過の練習。
同じく、雪面での確保スキルとして、スタンディングアックスの練習。(何故が岩の上で?)
その他、ピッケルの使い方、滑落姿勢などなど、盛りだくさんです。やっぱり、基本が大切なのと、初期制動が滑落時には有効です。
最後に、ビーコンを使った雪崩遭難時の対応を学んで終わりました。個人装備として持ってないので、しばらくは雪崩の巣には近づかないようにします。