花いっぱいの「白山」に平日、別当出合よりピストン
少し前に梅雨の晴れ間を狙って、白山に登ってきました。
2020年7月21日(火)天気は曇り時々降雨
お目当ては”お花めぐり”です。
神戸を前日の午後9時前に出発し、駐車場に付いたのが午前1時。車中で仮眠し午前4時に目が覚め、朝食の後、午前5時に出発しました。
パクチーラーメンを初めて食べたのですが、想像していた味よりもマイルドです。これなら、また食べてもよいかな?
トイレを済ませて出発しようと思ったら、呼び止められて検温をしました。なんでも、室堂で汗をかき、息を切らした状態で測ると38度近くになる人がいるとかで、検温シールを付けているとフリーパスで今日一日は室堂出入りができるということです。なるほどな。
体温計画書はコンパス経由で出しています。
ブログ記事の山行記録はヤマレコにも上げています。今回は日にちも経ったのと、紹介できなかったことだけを触れてみたいと思います。
白山は40年以上前に登ったきりで、訪れることがありませんでした。信仰の山という印象が強かったせいかもしれません。今回、登ってみて高山植物の宝庫であることに気づき、避難小屋や水場がしっかりとあるので、泊山行もよいかなと思った次第です。
登りは観光新道から、途中にあった殿ケ池避難小屋はトイレもあり、中も快適です。
やはり、100名山は道標もしっかりとしています。下山途中では刈払い機で草刈りをしている一団に出会いました。ボランティアという風では、業者の方のようです。予算があるところは違うなと思いますね。環境庁の道標も沢山見かけてので、国家予算が付いているのでしょう。ただ、登山道はそこを利用する登山者が、自ら進んで整備をしていかないと、お上に頼るだけではいづれ維持できなく時が来るように思います。
馬のたてがみ
この周辺の花畑ではシナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマタンポポなどの黄色い花が沢山咲いていました。
弥陀ヶ原は木道が整備されています。
昔と変わらない佇まいです。
環境庁の道標
山頂は雲の中 少し休憩を兼ねて待ちましたが、なかなか晴れません。
点の記 一等三角点 点名:白山 標高:2702.14m
南竜道分岐の太い道標も雪で傾いています。
今回、下山はエコーラインを選びました。途中、出会うハイカーも少なく、静かなコースです。
この小屋は、甚之助避難小屋(砂防新道)。トイレも、水場もあります。
砂防新道は途中で、登り、下り専用ルートに分かれます。
そして、最後は恐怖の吊り橋。下を見るとダメなので、前だけを見て、誰も来ないでねと唱えながら渡りました。これを越えないと帰れないし、引き返すわけにもいかないし。
ゆらゆら揺れます。
吊り橋は苦手です。
なんでこんなものを作るかな?
今日は平日だったのでバス利用はしません。本数があるので安心です。私の住む裏山はバスの本数が少ないので「バス路線維持対策費補助金」を使って、何とか赤字路線を走らせています。
梅雨の晴れ間を狙っての単独日帰り山行でした。下山後しばらくすると降雨になりましたので、ラッキーな山行です。
整備が行き届いているので、安心しては入れる山です。今度はテントを担いで、単独縦走を計画してみようかな?