山ヤ再開

山ヤ再開

還暦を向かえて「そこに山がある」ことに気付く

裏六甲25 水無谷から深戸谷を周回

土曜の午前中、時間が空いたのでサクッと周回してみました。水無滝は氷が付き氷瀑となると迫力満点ですが、暖冬では期待できません。深戸(ふかんど)滝は樹間にその姿を確認しました。いづれも谷筋ですので、この時期に歩くのがお勧めです。

水無滝を目指す

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いつもの神戸電鉄有馬口からスタートします。神鉄ができたころは「唐櫃(からと)駅」という名前でした。この地域は歴史が古く、新興住宅地とは趣きが違います。

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フェンスには「下唐櫃林産農業協同組合」の名が確認できます。左の隙間から先に進みます。

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補助金を使って里山保全活動をしているようです。下草を刈るだけで山が大分スッキリします。

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ここは前回下山してきた鬼ヶ島の取付き点。

ohdebara.hatenablog.com

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水無川には名前の通り、水が流れていません?!

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砂防ダム(水無堰堤)看板に昭和59年完成とあった。

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水が綺麗です。夏、ここで泳ぐと気持ちが良いだろうな。

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ダムは、まだ、土砂で埋まっていません。起点になった有馬口は水害で多くの人が亡くなった過去があります。有馬街道に出る橋の袂にある水難碑には「明治13年7月5日の当地を襲った未曾有の大水害と山津波云々」とあります。

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沢の雰囲気は全くありません。

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穏やかです。

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流れる水が綺麗からか。途中でピクニックをされてる方に会いました。

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第三堰堤の上り。

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これは平成4年とまだ新しいです。

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マーカー、トレースが要所にあります。道迷いの心配はありません。

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まっすぐ、植林の中を行くと水無峠への道があります。この場所、「六甲山系登山詳細図」を見ると荒廃という文字がある所です。たしかに、ごろごろと足元が悪いところです。この先を曲がると

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目指す水無滝に出会います。ここまでの所要時間は1時間です。

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水無滝(裏六甲)

深戸谷を降ります

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まずは、水無峠を目指して沢筋から上がります。

 

水無峠には地図では道標とありますが、何もありません。

薄いトレースを頼りに、ここを降ります。

分岐に来ました。何もありません。まっすぐ行くと、仏谷峠へ通じます。ここは左、沢筋に降ります。

左側にトレースがあります。

沢筋に行きます。

「深戸谷という名前だが、なにも深くないぞ」

と呟いてしまいました。

堰堤を過ぎたあたりから、路が斜面の中腹を通り、右下の崖は高く、深く、危なくなって来ました。

左側にちっらと見えるのが深戸滝。道はほど水平です。おそらく生活用の道だったのだろうと想像します。

崖下が気になるほどに高くなってきました。

谷底が見えません。深戸谷だ。

ヤマレコのトレースとは異なり最後はジグザグ径で終わります。

これが逆の取付き点。標識ないので分かりずらい。大半の人は真直ぐ行ってしまうだろうな。

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水無滝