山ヤ再開

山ヤ再開

還暦を向かえて「そこに山がある」ことに気付く

兵庫100山 三尾山本峰(みつおさん)・鋸山(のこぎりやま) 西多紀アルプス

ヒカゲツツジで有名な三尾山(標高 586m)を登ってきました。本当は花の盛り4月に訪れたかったのですが、コロナ禍で伸びてしまったわけです。

梅雨明け前(2020.7.30.)の平日でしたので山中ではどなたにも出会ない静かな山歩きでした。コース上にはロープ箇所などの危険なところはありません。しかし、西多紀アルプスと言うだけあって変化に富み、歩きごたえはあります。また、地元の方なのでしょうか、標識などもしっかり整備され良いコースです。是非、来年4月に再訪したいと思います。

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尾三峰を目指す

神戸から176号(下道)でアクセスしましたが思った以上に時間が掛かり、舞鶴自動車道(高速)を使う方が良いように思います。車は春日町中山公民館の駐車場に停めさせていただきました。

f:id:ohdebara:20200730092852j:plain 三尾山は別名丹波富士」と呼ばれています。均整の取れた山容かというと、西から見ると山頂部は北から前三尾(東峰)、中三尾(西峰)、三尾山(本峰)に分かれ三つのピークを持つ独特の山容です。

丹波富士と言えば、以前登った白髪岳丹波富士でした。「おらが富士なのでしょうか」あちこちにあります。

ohdebara.hatenablog.com

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シカ除けゲートを抜けて入山します。看板を見ると私有地のようです。この後、舞鶴自動車道の高架下を進み

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幅の広い林道をしばらく登っていきます。

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ここから山道に入ります。

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この谷筋を登るコースは三尾山の山頂まで、丁石のように、この標識が案内してくれました。

三尾山にはクライミングエリアがあるのか?

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山岳訓練所 前三尾の岸壁をゲレンデに岩場が整備されてるようです。トポ図を検索しても出てこないので基本的な練習エリアなのだろうか?機会があれば「前三尾山東壁」に挑戦してみたい。

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古いボルトが打ってありました。

Web検索していると防衛大学校の訓練が10日ほど前にあったようです。

kyoto.cast-a-net.net

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谷筋は急登だが清涼感があるので気持ちが良いです。

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所々、岩稜が見えると登れるのかな?と眺めてしまいます。

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急登が過ぎると木漏れ日が落ちる小径に変わってきました。

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稜線部の分岐に到着しました。ベンチで休憩したいところですが、まず、右側の前三尾山へ

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前三尾山頂下に立つ「やれやれ地蔵」 お供え物がしっかりとあります。

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地蔵さんの裏手に「前三尾山」があります。

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前三尾からの展望は抜群でした。

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中三尾(西峰)山頂は樹木に覆われ、展望は良くないとのことなのでパスしました。

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しばらく稜線を歩くと、ほどなく

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標高586mの「三尾山」山頂に到着しました。

三尾城址

山頂は「三尾城址」広場になっています。恐らく本丸跡なのでしょう。「三尾城」は戦国時代、黒井城の支城であったが明智光秀丹波攻めで滅びたそうです。なるほど、明智光秀の居城ではないのか!

丹波地方には山城が多いが、この三尾山に城を築いたのは、戦国時代の黒井城主荻野(赤井)悪右衛門直正の実弟、赤井刑部幸家である。1579年(天正7年)黒井城落城と共にその城史を閉じた。この城は険峻な山上の城というほかに、常に盟約下にあった八上城と黒井城との連絡の機能を持つところにあった。八上城からの合図を受け、黒井城をはじめ郡内の諸城に伝える、またここで”のろし”を上げて諸城に伝えるという、つなぎの城の機能を持っていた。 本丸からの眺望は素晴らしく、八上城をはじめとする多紀郡の諸城、氷上郡内の諸城はもとより山南町の鍋倉城も遠望できる。

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キアゲハが山頂で舞っていました。

鋸山(605.9m)へ

三尾山の後は鋸山を目指します。

(密かに兵庫100山制覇を目指しているのです。まだ30座なので、光則は長いです。)

鋸山は北側から眺めるとノコギリの歯に似たギザギザの山容で知られる山です。ということは、岩稜帯があるのか?それとも、アップダウンのある行程が続くのか?

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稜線歩きとなります。三尾山までは標識がしっかりとありましたが、こちらは峠に道標があるだけで、マーカー(ピンクリボン)が頼りです。

覗岩

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なんでこんなアップ写真かというと、岩場に掲げられ、足場がないので引きで写真が取れないためです。あちこちで見かける「兵庫登山会」の標識、この地味な活動に頭が下がります。

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手前に岩の上に立つ勇気はありませんでした。

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前三尾山東

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これはヒトツバ 単葉のシダの仲間だと思う。

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これが分水界か!うわさで聞いていた径に出会いました。

分水界という径がある

分水嶺、誰が名づけたか「分水界雲海の径」

兵庫県日本海と太平洋側の瀬戸内海の両方に面している。だから分水嶺によって、南北に二分される唯一の県でもある。また石生にある分水界は標高が日本一低いのでも有名なところである。(水分れ資料館参照)

三尾山より鏡峠への稜線はこの分水嶺となっているようです。

北海道から九州南端まで6000kmもあるが、分水界を歩く熱中人も多いらしいが、今までで完歩者は日本でただ一人らしい。

兵庫の分水は80kmだそうです。挑戦してもよさそうな距離です。

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鏡峠(425m)に着きました。帰りはこの谷筋を降ります。

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 ここにも兵庫登山会の標識がありました。踏み跡は明瞭です。

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分水界をトレースしていきます。

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分水界の道が続きます。高速道路のような山道です。

鋸山山頂に着きました。

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展望の良い所です。西側に三尾三峰を挟んで譲葉山、向山、左に五大山。

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こちらは妙高山方面

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点の記 三等三角点 点名:奥谷 標高: 605.74m

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こちらは鹿倉山548mかな?京都の山になります。調べると面白そうな山なので、いつか登ってみます。と、山に登ると、また、次に登りたい山が現れるのです。京都にも100山があるので、これは尽きないな。

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下山してきました。バックは鋸山。

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麓で見かけたニッコウキスゲではなく、ノカンゾウ

 

今日は黒井城にも寄ろうかと欲張っていたのですが、雲行きが歩くなり夕立?雷鳴、土砂降りとなったので断念し帰路につきました。

黒井城は織田信長丹波攻めの時に明智光秀の2度にわたる攻撃に耐えた山城として有名です。大河ドラマの舞台でもあるので、観光誘致ののぼり立っていたので触手を伸ばしています。

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