小岐須本流で沢納め
2020.9.30.鈴鹿にある小岐須本流で沢登りを楽しみました。
鈴鹿南部、野登山から入道ヶ岳にかけての広い流域と多くの支谷を持つ御幣川、現在大岩谷との出合い過ぎ辺りまで林道が敷設されキャンプ場等もあり観光化されているが谷中は数基の堰堤を除いて手付かずの自然が残る、大きな滝は無いが水量も豊富で屏風岩の奇勝など見所もあり楽しい沢旅が期待できるだろう
下調べをすると沢2級とあります。レベルが高いのかと思って入渓しましたが、遡行時間も短く、難易度の高い高巻きや登攀もなく楽しく遊べました。水量などの関係もあるでしょうが、沢入門に向いていると思います。
小岐須山の家駐車場に停め、沢支度をして奥の道から入渓します。
しばらく、河原歩きが続き堰堤に行き当たりました。ここは右を高巻き、一旦車道に出ます。
崖を登る途中に山ヒルがいました。この季節でもいるのですね。
降下点はガードレールに赤ペンキのマークがあるところから。このまま車道を歩くわけにはいきません、川に戻りました。
ゴーロを歩くと
沢らしくなります
泳ぎたいところですが、この時期は出来るだけ濡れないように進みます。
両岸が切たち、いい感じです
何か所かダムがありますが、水量は豊富でした。
沢が大きいので前回行った裏六甲屏風谷はスケールが違います。
へつったり、泳いだり、小滝を登ったり、楽しくなってきました。
そうこうすると、屏風岩という景勝地につきました。ここがこの沢のハイライトです。
石灰岩が侵食して、この景色をつくったのかな?
綺麗な色の沢です
屏風岩は2か所に分かれ、その奇景を見せてくれています。
川筋に象の横顔のような岩を発見しました
この岩もここに来ないと見れない。
深い谷
大きな砂防ダム ここは右を高巻きます
沢登りの最後は4Mの滝を登ります 泳いで取付き登攀 安全のためにロープ出しました
下山は車道を沢靴のまま歩いていきます
甘露な鈴鹿の湧き水
思っていたよりも早く下山できました。記録を見ると入道ヶ岳に登る人もいるようですが、沢納めですので欲を出さずに切上げました。
ヒル、マムシ、そしてクマもいるようです。それと、野犬注意の張り紙もありました。キャンプをするのは結構リスキーな気がします。(神戸から日帰りできます)