百丈岩でマルチ錬成
2020.8.26.(水)猛暑の中、JR道場駅にある(といっても2.5㎞離れている)百丈岩でマルチピッチクライミングの練習をしました。秋に北八ヶ岳にある稲子岳南壁左方カンテを狙っているので、メンバーとロープワークの基本を確認する目的です。
週末はクライマーやハイカーで賑わうJR道場駅も、今日は人気も少ない。
午前中は”ヤグラ”近くの岩場でシステムの確認。櫓の写真を撮っていないのですが、ここで登攀者が落下した時の衝撃の確認に始まり、確保、救出の手順などクライマーにとっては基本となる勉強をするところです。この岩場も何度も利用させていただきました。
懸垂下降の確認も、手順を忘れることはないのですが、マルチピッチクライミングは相方(パートナー)が居ますので、意思疎通はとっても大切です。チョッとした手順の違いや思い込みが事故の原因になりますので、慎重にお互いの動作を確認いたします。そうこうすると、昼になります。
取付い点に下で昼食をいただき、本番練習です。
今日はこの中央稜(ろうそく岩)の真ん中のルートを登攀しました。垂直です。
でも近づくと、持つところや足場があります。
ロープをところどころに掛けながら登ります。
肩越しに次登る人を見ると、結構小さい。ワンピッチはロープ50m、高度はほぼ垂直なので50mと言うことになります。
支点のよじ登ってきます。
周りの岩もルートがあります。
今日は3ピッチの練習をして時計を見ると午後3時近く、このまま下山し帰路につきました。このような練習を本番まで、何度かメンバーと行います。