山ヤ再開

山ヤ再開

還暦を向かえて「そこに山がある」ことに気付く

兵庫100山 御岳・小金ケ岳(みたけ・こがねがだけ)

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/29/Yajuro06.JPG/1280px-Yajuro06.JPG

多紀連山を南東の弥十郎ヶ嶽から望む。 西ヶ嶽(左) 中央が御嶽(中央) 小金ヶ嶽(右)wikipediaより

多紀アルプス(多紀連山)は西ヶ嶽(727 m)、御嶽 (793 m) 、小金ヶ嶽 (725 m)の3峰で形成されている。岩稜が多くありかつては修験道の山として栄え”西の大峰”と言われた。

篠山盆地の北方に連なる標高600~800mの連峰で多紀連山県立自然公園を形成する。古生層の岩質は珪岩である。南方に緩やかに、北方に急峻な地形であり、水系としては日本海へ注ぐ由良川水系と瀬戸内海に注ぐ加古川水系とに分かれる中央分水嶺となっている。多紀連山では、鼓峠が最も標高の低い分水嶺である。植生が豊かであり、西紀町のシンボルでもあるシャクナゲツツジが多く自生し、オサシダ、イワカガミなど高山植物に分類される植物も多く見られる。麓の一部を除き自然林でありケヤキ、ナラ、カエデなど秋を彩る樹木が多く紅葉も美しい。

特に岩場に咲くシャクナゲヒカゲツツジは人気で、臨時駐車場ができるほどです。

同じころに咲くクリンソウ(4-6月)も見事です。

クリンソウ

西ヶ嶽の北壁からの登山道には愛染窟という岩穴がある。

胎蔵界」の行場の一つであり、NHK連続テレビ小説甘辛しゃん』(1997年放映)のロケ地にもなった。暗い内部には役の行者にも見える愛染明王が祀られ、隠微な雰囲気に満ちている。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7f/Mt._Mitake_Aizenkutsu_%E5%BE%A1%E5%B6%BD%EF%BC%88%E7%AF%A0%E5%B1%B1%E5%B8%82%EF%BC%89_%E6%84%9B%E6%9F%93%E7%AA%9F_DSCF2638.jpg/800px-Mt._Mitake_Aizenkutsu_%E5%BE%A1%E5%B6%BD%EF%BC%88%E7%AF%A0%E5%B1%B1%E5%B8%82%EF%BC%89_%E6%84%9B%E6%9F%93%E7%AA%9F_DSCF2638.jpg

山行記録は次のヤマレコを参照ください。

www.yamareco.com

ポイントは

  1. 登山者用の駐車場があります
    ここにトイレもあります。自販機はありませんので、事前に購入しておくことをお勧めします。
  2. 御嶽登山口は民家の軒先にあり、見落し注意

    見落としそうになりました。

    御嶽登山口

     

  3. クリンソウ自生地」はロープに沿って歩くこと

    開花シーズンだけの利用となるので、踏み跡が不明瞭なところなどあります。ロープ内にみだりに、写真撮影などのために立ち入らないようにしましょう。

    クリンソウの群生

     

  4. 大タワにトイレがあります。

    駐車場があり「フォレストアドベンチャー」利用者で賑わっています。自販機はありません。 

  5.  小金ケ岳にはクサリ場があります 

    クサリ場が苦手な人は、下りよりも登りで利用する方が安全なので”右回り“周回をお勧めします。

    小金ケ嶽のクサリ場