山ヤ再開

山ヤ再開

還暦を向かえて「そこに山がある」ことに気付く

兵庫100山 ヒカゲツツジが咲く向山(むかいやま)569mを周回

兵庫県丹波市にある「氷上(ひかみ)回廊」は、「日本一低い分水界」だそうです。

『石生の水分れ』(いそうのみわかれ)』が日本一低い谷中中央分水界です。 高谷川の右岸(北側)を通ってここまで約1,250メートルの間が最も低く、標高約95.45mです。 この分水界に落ちた雨水は 北側に落ちると由良川を通って日本海へ、南側に落ちると加古川を通って瀬戸内海へと流れていきます。

山の麓に「水分かれ公園」がありそこの駐車場(無料)に車を駐車して入山しました。4月中旬稜線上をヒカゲツツジが群生し”花のトンネル”ができると以前から聞いていたので、今年こそはと思っていました。

ルートについては以下のヤマレコ記事を参照ください。

www.yamareco.com

見てねもいいのですが、以下後追いします。

「水分かれ公園」を見に行き先の登山口から取付くことにしたのですが、観音堂登山口から登ればよかったとこの後、後悔します。

この取付き点の道は急登で、登りは良いが下りに使うのは注意が必要です。

ロープが張ってあるが足元の落ち葉が滑りやすい。丹波の山は粘土質のため濡れていると特にすべる。粘土質だから立杭焼きが生まれたのだと、足下に気を配りながら思い巡らします。

稜線上に出ると展望が開きました。

(岩座展望所)

麓が一望できます。気持ちが良い風景です。

(三ノ山)

「二の山」はどこにあるのか?観音堂登山口から入山すると稜線上にあります。今回は経由できませんでした。

(亜炭展望所) 

亜炭展望所

 

足元を見ると黒い岩だったので亜炭の露頭なのだろうと想像しました。亜炭と言うのは

一般的に、亜炭は褐炭(ブラウン・コール)と呼ばれる堆積物から採掘されます。褐炭は、植物質が長期間にわたって圧縮されたもので、亜炭よりも炭素含有量が低く、水分や灰分が多いため、燃焼効率はやや低くなります。ただし、褐炭は比較的安価で入手しやすいため、発電所などでの使用が一般的です。(Chat GPTより)

(四ノ山)

(深坂北峰)

この峰だけ”五の山”と言わないのは何故だろうか?深坂という土地の名前なのだろうか?よく分かりません。

そうこうするとお目当てのヒカゲツツジが目の前に現れました。

ヒカゲツツジ

ヒカゲツツジ」は、日本原産の常緑低木で、春にピンクや白色の花を咲かせることで知られています。学名は「Rhododendron obtusum」で、主に山地の森林や河川沿いなどに自生しています。また、庭園や公園などでもよく栽培され、花壇や生け垣、鉢植えなどで利用されます。ヒカゲツツジは、水はけがよく、半日陰から日陰の場所を好みます。また、酸性土壌を好むため、肥料には鉄分を多く含むものを与えると良いでしょう。(Chat GPTより)

開設にChat GPTを使うことにしました。いろんなサイトから引用してくれて、まとめ方が上手です。

ツツジが岡展望所)

ツツジが岡展望所

トンネルができる程の花は咲いていなかったが、群生が向山山頂を中心に登山道沿いに広がっていました。これがこの山を人気にしている理由だと分かります。

(向山山頂)

向山頂上

ヒカゲツツジ

この後、周回ルートは 蛙子(ガエルゴ)峰、珪石山と巡っていきます。

珪石山は名前のとおり"山頂付近は昔の珪石鉱山跡”だそうで、大きなくぼみがありました。

珪石はシリコンの原料だったはず。

(清水山) 電波反射板がありました。

清水山

(イルカ岩) 燕岳のとはちょっと違う?!

イルカ岩

(剣爾山) ここは歩いてきたルートが一望できるので、しばし峰を見入ります。

剣爾山

(天狗岩) どこにでもある岩の名前です。

天狗岩

見どころが多く、整備された良い道でした。人気の理由が分かります。