太陽と緑の道コースパトロールと№16の一部(肘曲り~成道寺)旧道を歩く
4連休というのに遠征はせずにいます。理由は、夏バテからか2,3週間前からお腹の調子が思わしくなく、トイレ近い状態のためなのと、仕事が休みの中日(9/20)に入ったためです。しかし、今日(9/21)、朝起きるとあまりの天気のよさに、家を飛び出すことにしました。
計画があるわけではないので、定例の太陽と緑の道№15のパトロールと”山田の里”の散策に出かけました。
”山田の里”の散策マップは国交省が作成したものがあります。
https://www.kkr.mlit.go.jp/rokko/rokko/study/yamada/yam-mb.pdf
- 今日はゴミが少なかった
- 標識は掛け直したり、新たに設置しました
- 沢山のハイカーに出会いました
- 古い太陽と緑の道を歩いてみました。
- 山田の里を探索(コース№19の一部)
- 重文の仏さんが5体ある無動寺と重文の若王子神社
- 六條八幡神社はひっそりとしていました。
今日はゴミが少なかった
前回、8月にパトロールした時は天下辻を中心に、結構な量を拾いました。気候も良くなったので覚悟をしていましたが、何と、モトクロスバイクのパーツがメインで、ハイカーのゴミは皆無?でした。
唯一気になったのは、何時も同じところで栄養ドリンクの空き瓶を拾います。兵庫カントリーから花折山に至る間で、休憩時に飲んだ後放置していくのだろうと思います。これは自然には害なので、持ち帰ってほしいです。
標識は掛け直したり、新たに設置しました
前回のパトロールの時に自宅に持ち帰りペイントしなおした標識3枚と、神戸市さんから新たに支給してもらった標識2枚を設置するのが今日のパトロールの大きな任務です。
上が地面に落ちていた標識、下が家でペイント補修してみた標識。
何かがおかしい
・天下辻の辻に点が付いている!!
・向きが反対で字がへたくそだ!!
こちらは新たに設置した標識。
・コース№をいれてみました。
家でペイントした標識の2例目。本当は縦走路と書きたかったのだが、角数が多いので断念し”守ろう自然”といれてみました。
私が担当するパトロール道は、恐らく全部で27あるコースの中で、標識(看板)が最も多く設置されているルートになります。太陽と緑の道と丹生山系縦走路が重なっているためと、モトクロスバイクへの注意喚起の標識が重なるためだと思います。
なので、チョッと変わったものの方が視認性が良くなるかなと勝手に思っています。
上は道迷いしそうだと感じたところに新たに設置したものです。
今回は既存の看板も気になる所を直しました。
・位置が見にくいもの
・反転しているもの
・藪の中に放置されたもの
・地面に落ちていたもの
・針金が幹にめり込んでいたもの(2箇所)
などを直していきました。
上は木にめり込んでいる標識です。ホントは設置替えしたかったのですが、しっかりとめり込み、外れませんでした。食い込む原因であったワイヤーを切断し、これ以上巻き込まないようにし、しばらく様子を見ます。
沢山のハイカーに出会いました
今日は敬老の日(9/21)、祝日です。気候も良いせいか多くのハイカーに出会いました。4月から5回、パトロールしていましがいづれも平日や早朝のためにほとんど会うことがありませんでしたのでビックリです。
ルート№15上ではハイカーの方が9名、犬の散歩をされている方が1名、モトクロスライダーさんが6名。
そして、山田の里のコース№19(成道寺-無動寺-八幡神社)では20名近くも。
太陽と緑の道はひょっとして人気コースかもしれない?
神戸電鉄5000系電車がすれ違う。
この尾根道は南方道といいます。バイクに出会わないと快適で気持ちの良いお勧めのハイキング道です。
コース上にある兵庫カンツリーのグリーン上には沢山のゴルファーがプレーしていました。ここのコースは標高500mの丘の上にありますので、街中よりも-5℃涼しくプレー出来ますと駅の看板に書いてありました。
柏尾台への下山道にある石畳の名残は、峠道を象徴するものだと思います。往時は荷馬車が往来し、播磨と摂津の国を物資を運んでいたわけです。
里は実りの秋を迎え、稲刈りが真っ盛りでした。そして、土手には赤い曼殊沙華、お彼岸です。
神戸の近郊にあるこのハイキング道は手軽に歩けるのが良いです。
古い太陽と緑の道を歩いてみました。
天気が良いので今日は寄り道をします。以前、迷い込み、道がよく分からなくなったところを歩いてみました。
4月に初めてパトロールした時に、グリーンスポーツセンターに迷い込んだ道です。知らべるとコース№16「成道寺~肘曲り~稚子ケ墓山~双坂池 (約4.0km)」の旧道でした。
みどりの破線ルートをトレースします。
*残念ながらログは調子が悪く取れていません。
今回は迷うことがありませんでした?!
地図にある志久道石柱というのはこのことだろうか?違うように思う。以前撮影した、こちらの石柱が正解だろう。
こ石柱は地図の急な階段とある手前に設置されていました。
この道標の原野方面に進みます。「柏尾の森ふれあい市民緑地」の看板が見えます。
感じの良い里山風景です。
薄く残るトレース跡を辿ると、見覚えのある池に出会いました。奥に見えるのがみのたにグリーンスポーツセンター(銀河の湯併設)です。
豪邸が並ぶ柏尾台の横を道は通っています。
奥に日本唯一の人工サーフィン施設が見えます。
古い鳥居。以前確認できなかったものです。
民家の上にあるため池。
この左手から降りてきました。本来のコース道は真直ぐです。
立派な太陽と緑の道の看板。コースごとに設置していただくとハイカーへの啓発と、安全安心につながると思う。
山田の里を探索(コース№19の一部)
成道寺
R428添いにあるプレートと石標
三木行く道というのは衝原湖添いの谷道を指していると思う。
まだ寄ったことが無いので楽しみにしています。
がこの後、坂道が続きました。
ユースホステルというの文字を久しぶりに見た。
1770年ころ新兵衛という庄屋の子がこの石の陰から飛出し領主に村の窮状を直訴。幸い聞き届けられたことを喜んだ村人が記念に残した石だという。
太陽と緑の道の道標
来ました無動寺。
重文の仏さんが5体ある無動寺と重文の若王子神社
こちらが本堂です。
この中に国指定の重文木造大日如来坐像・釈迦如来坐像・阿弥陀如来坐像・木造不動明王坐像・木造十一面観音立像 が安置されています。
当初は国宝だったそうですが、地方の多くの仏さん同様、後に取り下げられたそうです。何故なんだろうか?国の仕訳になったのだろう。300円の拝観料をはらい拝ませていただきました。平安、室町期の一木作りの素朴な姿の仏さんでした。
どんな仏さんか知りたい人は、下のリンクで
こちらは庫裡 庭も苔苔です。
若王子神社本殿 も重文です。三間社流造板葺です。
八幡宮を目指します。
六條八幡神社はひっそりとしていました。
旧山田村十三箇村の総鎮守です。古くは若宮八幡宮と称し、神功皇后がこの地で行宮を営んだのが起源とされ、その後、保安4年(1123年)、時の領主六條判官源為義が、京都六條左女牛の八幡大神を勧請合祀し、八幡宮を再造、為義の称号をとって六條八幡宮と呼ばれるようになりました。
昨日(9月第3週の日曜日)は神幸祭があり賑やかだったと思います。
10月第2日曜には流鏑馬神事(神戸市指定無形民俗文化財)があります。
こちらの三重塔も重要文化財(国指定)です。
本殿は貞享5年(1688年)の再建で、三間社流造、銅板葺。三間社流造というのは、先に見た重文の若王子神社本殿が、三間社流造板葺でした。
こちらは市民の木。大銀杏(昭和49年(1974年)指定)
晴天の里道歩きも気持ちよかったです。左手にある六條八幡神社にはトイレ、自販機もあり休憩によい場所です。
今日は静かな境内でした。右手の山は東の峰かな?山頂に山城ががあったと聞きます。