太陽と緑の道コース№15、16部分 天下辻・鰻ノ手池・肘曲り・原野
この度、応募していたパトロール員に任命され、担当ルートが№15と決まりました。3年任期で月一回のパトロールが任務です。早速、鋸、鎌、ゴミ袋、白マジックなどをリュックに詰めて、歩いてみました。昨日は一日雨が降っていました。道がぬかるんでいるだろうが、大丈夫でしょう。
鋸、鎌は倒木やブッシュを切り倒すのに使います。白マジックは簡易道標に行先を示す文字を書くためです。いつも歩いている道なので、ゴミもそんなに落ちていないだろう?冬場だから草も生えていない、台風後ではないので倒木もない!楽な見回り作業と決め込んでの出発です。
山桜もところどころで咲いていました。
これが道標。古いタイプです。よく根元から折れているものを見かけます。
こちらが最近使われている簡易道標。必要があれば配給があり、自分で追加設置できます。今回のルートでは、なんと簡易道標が30枚、道標が6本、これ以外に、「丹生山系縦走路」の標識が20枚近くと、道標が所せましとあります。ちょと、過剰気味なので私は追加設置は止めておきます。
そう、六甲山系よりも丹生山系は植生が豊かだと思います。
今日は、誰にも会いませんでした。そして、今のところゴミもありません。パトロールも楽勝です。
今度、茶色のペンキを持参して”残りの文字”を消しておこうかな。この道標がある場所が、以前はルートだったがルート外になってしまったので消そうとしているのだと思いました。
昔からモトクロスは通いました、ただ、ルートが道以外の山の中にも広がっています。私有地なので行政も手が出せないのだそうですが、土地の持ち主が現場を見ると驚かれるような荒れた場所もあります。
このゴミを拾ったあたりから様子が変わってきました。ゴミが目立ちだします。
私も小学生の頃、母親に連れてもらい、ここでピクニックした経験があります。
意味のない道標は外していってもよいかもしれない。
そういえば今日、西宮の広田神社のコバノミツバツツジが見事だと写真を送ってくれた山友がいます。確かに見事だ。
花も綺麗ですが、手元のポリ袋にはゴミが溜まってきています。
このゴミを見たときはガッカリしました。自分の手には負えませんので行政にお願いします。
所定の通報をしたところ、4/6神戸市の方から電話があり「以前から通報を受けています。土地の所有者にゴミを撤去するように指導しています。」「私有地の”ゴミ”は強制的に撤去できない」そうです。
神戸市が「太陽と緑の道」をハイキング道として充実させたいなら、まずこのゴミを撤去にないことには誰も歩きたいと思う魅力的な道には整備されないと思う。なんともやるせない話しを聞いてしまった。
兵庫カントリーへの道は、ゴルフ関係者以外利用しないはずですが、道はみんなのものなので簡単に進入できます。谷上駅から川沿いの道添いの川には粗大ごみが山となっています。もちろん、道路脇には空き缶、ペットボトル、コーヒーカップ、お菓子の袋などなど。かなりひどい状態です。こんなアプローチ道を通ってプレーしても、スコアーは伸びないと思います。
「肘曲り」という道標はなく、道標に手描きされています。ここで、№15コースは終わりです。ここからの原野への道は№16の前半部を辿ります。(成道寺~肘曲り~稚子ケ墓山~双坂池 *厳密には旧道で降り成道寺には寄らずです)
この淡河に通じる道は昔の幹線道路。昔は沢山の往来があり、経済を支えていたと想像します。
柏尾台は神戸でもセキュリティーがしっかりとした住宅地で有名です。
グリーンスポーツセンターの中で、どの道を降りるか?思案し道を行ったり来たりしました。この施設、潰れて廃墟になるかと思っていたら、いろいろと企画して復活しています。
この道はコース№16「成道寺~肘曲り~稚子ケ墓山~双坂池 (約4.0km)」の一部です。
(まとめ)
初めてのパトロール任務を終えて見て、№15ルートは、なんとゴミの多いことか!ハイキング道として魅力的なものにしようと思うと、最低限ゴミはないことが望まれます。これにモトクロスに遭遇し、ゴルフ場近くで自動車に出会うと興醒めしてしまいます。
1年間、何ができるのか考えてしまいます。
月一回歩きますので、どうなりますやら?
楽しみです。