太陽と緑の道コース№16 成道寺-肘曲り-稚子ケ墓山-双坂池
2020.10.6.(火)晴れ 今日は「太陽と緑の道」コース№16、17、18を一筆で周回することにしました。肘曲りから丹生山に至る道は丹生山系のメインコース、このコース取りはハイキングとして丁度良いものですのでお勧めします。
全27コースをコース別に紹介している関係で、このページではコース№16だけを載せています。残りは別のページです。
神鉄箕谷駅からバス停:谷寺口へ
丹生山系のアクセスは神戸電鉄と神戸市バスが便利です。神戸市のイラストマップに描いてある「谷寺口」を目指します。
衝原行き111系統のバスを利用します。一時間に1-3本の運行です。
谷寺口の停留所
今日登る山々が見えます。芋ほりののぼりが沢山立っていました。
この石標とプレートが目印。ここからコースがスタートします。
「志久道」の石柱を目指す
成道寺(じょうどうじ)
山田町原野のあぜ道を行く。向こうに見えるのは神戸北町。
ここを左に行きます。近畿自然歩道と重なっているようです。
秋桜が咲く
志久峠に通じる道。神戸市のイラストマップでは位置が違っている。恐らく付け替えられたのだろう。
肘曲りへ
本ブログで何度も登場している中継ポイントです。
階段で高度を稼ぎます。横を見ると
調整池があります。覗くと鯉が悠然と泳いでいました。
この上に高級住宅地で有名な柏尾台があります。
団地の上にある公園の横の道から山道に入ります。
といってもしばらくはコンクリート道です。上に田畑が昔あったので、その農道の名残と思います。
この道標にある原野(太陽と緑の道)は旧道を指しています。トレースが消えかけているので歩く時は注意しないといけません。
右が柏尾谷。短いルートですがシャワークライミングができます。
根元が朽ちた古い道標。「太陽と緑の道」は神戸市が制定し管理しています。
石がゴロゴロとした道。恐らく昔は石畳の道だったと思います。が、ハイキング道としては歩きにくい道です。下山に使うときは捻挫に注意、雨天や降雨の後は、谷筋にある道なので”川”になります。
ここが肘曲り。ここまではモトクロスバイクが来ます。
肘曲りから稚子ケ墓山へ
ペットボトルが放置されています。休憩の時に忘れるのでしょう。他にも気が付いたゴミは持ち帰りました。
イラストが載った古いプレート。何時ごろのものだろうか?
ここから稚子ケ墓山まではしばらく谷筋の道を登ります。谷筋なので道迷いはないのですが、標識が見当たらない区間があるので不安になるのでしょうか?テープが何か所かありました。
見慣れた看板が出てくると安心します。
ここで道は左に曲ります。この道標を見落とすと迷います。
トレースはハッキリとしています。
このあたりから丹生山にかけてエノキ(榎)の樹が目立ちます。落葉高木なので落ち葉が積もり、滑ります。
ところどころ虎ロープが張ってあります。登り用というよりも下山の滑り止めの効果はあると思います。
目の前に椿の樹が飛び込みます。ここは稚子ケ墓山の由来になった悲しい歴史が刻まれた場所です。
天正年間の三木合戦の時三木城への補給が丹生山の僧侶や童子によって続いていたため秀吉は攻撃をかけ明要寺をはじめ一山ほとんど焼きはらい僧侶や童子を殺しました。その折、殺された童子が埋められたのが稚子ヶ墓山であると伝えられ、今も山頂に石積みの墓がのこっている。
景色も開け山頂のようですが。ここは山頂ではありません。
もう少し歩くと
ここが稚子ケ墓山(596.4m)の山頂です。
三角点
双坂池へ
山頂から急な下り坂を下りて峠まで行きます。
道標が崩れて地面に落ちていました。
この無動寺方面の道は現在は「太陽と緑の道」ではありません。旧道です。以前歩きましたが道迷いの可能性があるので、進まないほうが良いです。
斜面のトラバース道。この先、危険個所にロープが張ってありました。
手作りぽい標識が道標にかかっていました。
ガレ場の急坂が続きます。
下りたところがR428なので、車が行き交う音が聞こえてきます。
ここがこのコースのゴール双坂池です。
向こうに見える丘の上にはルート№17の道があります。
ここからの下山(家に戻る)には、交通手段がありません。歩いR428をおりると、起点だった谷寺口のバス停に戻ることができます。
折角なので次のルート№17を歩いてみてください。