太陽と緑の道コース№17 双坂池-岩谷峠-帝釈山-丹生山
2020.10.6.(火)晴れ 肘曲り(ひじまがり)から丹生山(たんじょうざん)に至る道は丹生山系のメインコースです。タイトルにあるようにコースの起点は双坂池(ふたさかいけ)です。ここからスタートするためには車道R428を麓のバス停(谷寺口)から歩くか、コース№16を歩いて双坂池に至るようにするかとなります。
また、コース名にある岩谷峠には寄らずに、途中から林道へコースを取ります。
この稜線を歩いて帝釈山に至る道は、道標が沢山立っています。道迷いしやすい脇道が多いからだと思われます。注意してください。
双坂池から帝釈山
コース№16の終点を示す道標から池添いの道を進みます。
双坂池の縁は舗装道路です。
車が入れる山道沿いには必ず不法投棄がある。見ると以前に捨てられたようで状態が古い。最終処分は土地所有者の責任で行わないといけないようです。
県道から車が入れないように柵がしてあり、注意書きもあった。
国道428は高速道路(三洋、中国自動車道吉川IC)にもつながり、交通量があります。また、このあたり道沿いには資材置き場が並びます。
この自販機はありがたい。丹生山系縦走の時に補給ポイントとしてお世話になったことを思い出しました。
岩谷峠の手前で、山道に入ります。ボランティアが草刈りをしてくれているので雑草をかき分けることもなく助かります。
ここから帝釈山の山頂までの道には、黄色いプレートのついた道標が目立ちます。”119つうほうプレート”で救難・救命の時に書かれた番号を知らせるとスムーズに駆けつけてくれるものです。このプレートは神戸市独自のもので六甲山を中心に約800箇所設置されており、別名「命の道標」というそうです。
今日歩いた丹生・稚子ケ墓山コースには、18個設置されています。
ネットを見るとこのプレートを写真で撮っている人がいました。びっくり
見慣れた標識も多い。
トレースもはっきりと歩きやすいのだが。
分かれ道が多いので、命の道標も多く設置されてるのかな?
このコースにも虎ロープ箇所がでてきました。
エノキの樹の中に、大きな樹が見えます。なんだろうか?ムクノキかな。
春先は毛虫、夏は人の目に涙をなめにやってくるメマトイ、秋は蜘蛛の巣に悩まされる。まだ、蜂やブヨがいないので安心です。
帝釈山586.1m山頂です。帝釈山には明要寺(丹生神社、丹生山)の奥の院が置かれており、そこには梵帝釈天が安置されていなので、山名はこのことに由来してつけられています。
景色が良いのでいつもここで大休憩をとります。
見えるのは真ん中手前から六甲国際ゴルフ倶楽部、木津の工業団地、明石大橋、淡路島です。
丹生山へ
景色は望めないが、夏も木陰で助かる稜線歩きが続きます。
シダの道
この稜線は丹生山系のメインです。
この看板を見ると丹生山一帯はかなり広い範囲で
”立木竹を損傷し、土石、樹木を採掘し、土地形質を変更する等の行為”
をしてはダメとなっています。
太陽光発電計画はその後どうなったのか?開発されませんようと願います。
調べると
2020.3.27.神戸市との間で事業に関する協定書が締結されています。
鞍部の露頭
要所に標識があるので迷いません。
シビレ山への近道との分岐
シビレ山は三木市志染にも通じています。
裏参詣道を示す道標
丹生神社 ここ丹生山の山頂515.0m
巣箱には蜂はいないようだ。日本ミツバチの営巣は難しい。
神社の縦間から見える、唯一の眺め。
神社の鳥居のところがこのコースの終点です。
この後、参詣道を下山しますが、この道がコース№18です。