山ヤ再開

山ヤ再開

還暦を向かえて「そこに山がある」ことに気付く

太陽と緑の道コース№23を中心に(丹生山~シビレ山)をリハビリハイク

今日(2020.6.7.)も所属会のメンバーとリハビリハイク。といっても、コロナ明けのハイキングも何回もしてるので、もうそろそろリハビリでもないかな?

取付きの衝原まで車移動中、メンバーから「ここは神戸なのか?」と何度も聞かれたので、その都度「ここは神戸の中心で、摂津の国です。歴史と文化の薫る地区です。」と何度も説明いたしました。神戸にこんな自然と田舎があることが不思議なのだろうか?

市営地下鉄が谷上駅まで伸び、三ノ宮から280円でアクセスできる魅力たっぷりな場所になります。

元サイクルセンターのトイレ前で打合せをして、早速、義経道を登ります。

源平合戦のとき、三草山で平家を破った源義経が丹生神社から表参道を通らずこの道を下って藍那(あいな)道に入り鵯越への進軍路に使ったとされる道」

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一気に稜線にでる急登です。途中でマムシに遭遇し、撃退しました。古いお墓が道の両脇にありましたので、歴史を感じる道だと思います。

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稜線からは表参道に合流します。丁石があり、ますます雰囲気が出てきました。

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この碑を見て、丹生山が由緒正しいところだと一同納得した様子です。長く維持管理されている方がいるのでスポットが当たります。

南北朝時代に明要寺を城塞化し南朝方が北朝方の赤松軍と度々戦う。天正年間には別所方の支城となって織田軍に対抗、羽柴秀吉により焼き討ちされる。

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帝釈山からの展望。ここはいつ来ても気持ちの良い場所です。

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ハイキング道は木漏れ日が落ち、心地よい風が吹いています。市街地よりも気温が低いのもよいです。足元は落ち葉が堆積し、程よいクッションになっていました。

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ギンリョウソウモドキ?

昼食場所で見つけました。ギンリョウソウモドキだと思います。

入山前は表六甲のイメージもあり、毛虫、ダニを気にしましたが、大丈夫でした。

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シビレ山への急登。ロープ設置されています。

シビレ山は何ということのない山ですが、前後の道が滑りやすく、足許注意で歩かないといけないので、それが「シビレ」ます。

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ここが古代祭礼跡です。メンバーの一人は「感じる」そうです。ここが祭礼跡とは誰も分からないだろな。

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雄岡山、雌岡山が遠望できます。

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吞吐ダムのサイクルロードを歩いて、出発地点に戻りました。

BeKOBEのモニュメントは工事が遅れ、6月末の完成予定。

いつもは一人で歩いている道ですが、メンバーと歩くと新鮮な気持ちになれるのと、やはり道中が楽しいので疲れを感じさせませんね。

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