山屋再開

還暦を向かえて「そこに山がある」ことに気付く

木曽駒ケ岳で雪山訓練

12月11日中央アルプス木曽駒ケ岳に行ってました。1月にある八ヶ岳の予行演習です。11月27日に一旦計画されたのですが、その時は天候が悪く中止、2週間後のリベンジとなりました。この間、木曽駒は、積雪もあり根雪の付いた”厳冬期”の様相になっていました。

神戸から車で前日に麓の駐車場に入り、テン泊で朝一番のロープウェイで標高2,612mの千畳敷へ。冬山真っ只中です。麓から雪雲のかかる山を見て、今日は厳しい山になりそうな予感がしました。青空は望めません。稜線部は強風、烈風かも?

早速、乗越浄土までの急登に取り付きます。木曽駒までのピストンの予定ですので、今日一番の”登り”になります。キックステップで高度を稼ぎ、ハッキリ分かるトレースを壺足で歩きます。足もとの夏道は埋もれて見えません。雪は柔らかく、トレースを外すと膝まで足が埋まります。
勾配がきつく成り、雪もしまってきたところで、アイゼンをはめました。

雪崩が発生しそうな宝剣方面の山、よく見るとルンゼにトレースの跡があります。何時か登れる時が来れば挑戦してみたいと思ったり。

稜線にでました。風はそれほどでもないか?

「海老の尻尾(えびのしっぽ)」

宝剣山荘を過ぎたあたりから、風が強くなってきました。足もともアイスバーンです。

完全装備に身を包み、強風に飛ばされそうになりながら、一歩一歩、頂上を目指して歩きます。聞こえてくるのは、風の音、軋む金属音、そして、自分の息だけの世界です。

木曽駒登頂後は、天候もあり宝剣方面には向かわず。急斜面でのアイゼンワーク、アンザイレンでの危険個所通過、滑落停止などの確認をしました。前日は天候もよく、快適な山容だったの聞きます。今回は一転して荒れた天候になりましたが、良い訓練ができたと思います。冬山は厳しく判断を間違うと危険です。

下山後は、温泉に浸かり、ソースカツ丼で冷えた身体を温めました。