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山屋再開

還暦を向かえて「そこに山がある」ことに気付く

涸沢に紅葉を観に行く(+北穂高アタック)

100名山

(1日目)

週末、所属会のメンバーと涸沢に紅葉を観に行ってました。事前情報では、まだ紅葉には早いようですが、最近の長雨とメンバーのスケジュールから「週末、天気持ちそうだから、とりあえず行こう」と車を飛ばします。

平湯温泉郊外にある「あかんだな駐車場」に深夜2時に到着、開門が3時半ですので、それまでの間、車中で仮眠。5時過ぎのシャトルバスに乗って上高地バスターミナルへ。もう30年ぶりになります?上高地は懐かしく、少しも雰囲気は変わっていませんでした。

1日目は、メンバーに初めて来た者も居たので、ゆっくりと梓川沿いを散策。

明神橋に”日本サル”が多いのにびっくり。(昔は上高地にサルは居なかった?し、とっても人慣れしています)

涸沢の紅葉は有名ですし、久しぶりの週末の好天も手伝い、渋滞を覚悟して入山しました。行き交う登山者の多さにびっくりです。横尾を過ぎると本格的な登山道になります。相互に譲り合って、ゆっくりと登ります。

本谷橋の休憩ポイントは人も多く、前後にずらしました。

旅行会社のツアー、外国人、子供連れ、女性の単独行など、隔世の感があります。

そうこうしていると懐かしい涸沢に到着。穂高の稜線部は雲の中ですが、手許のナナカマドを初め紅葉は”見事”です。上高地では、目立つ色づきではなかったのが、涸沢では綺麗な色に染まっています。

「来てよかった」と、参加メンバーから聞こえてきます。

あちこちと写真に納めて、今晩の宿となる涸沢小屋に。景色は望めませんが、ここはビールで乾杯!

時計を見るとまだ午後1時過ぎ、どうしよう??

散策するにも景色の回復は難しく。雲行きは下り坂です。しかたないので、夕食の5時まで、部屋で仮眠。これが、よく寝れます。睡眠不足で8時間ほど歩き、おまけにビールも手伝い、皆爆睡です。

(2日目)

翌朝は午前3時に起きて、3時半過ぎにレインウエアを着込んで北穂高を目指して出発。夜半に雨が降り、外に出ると小雨状態。このまま回復しない可能性もありますが、ここは「雨は上がる」と信じての登攀開始です。

ヘッドライトの灯りは視界が狭いので、行動範囲が制限されます。南稜の”核心部”である鎖場を過ぎると稜線に出ます。

日の出は午前5時半と聞きました。日の光で空が明るくなるのは分かり、ご来光を拝める可能性へ期待が集まります。

最後の登りを過ぎテント場が見えると、もう山頂です。

しかし、眺望を少しは期待したのですが一面のGAS、真っ白な世界です。

30年前、北穂高の小屋は、その雰囲気から大好きな場所になっていました。山頂に長居できる状況ではないので、さっそく、小屋の扉を開けると、ゆったりとしたBGMが流れ往時を忍ばせます。風雨も強く、外のテラスで休憩するのは厳しいので、窓辺のテーブルでホットコーヒーを頂きました。相席した単独行の方と談笑し、気が付くと1時間近くまったりと過ごしたことになります。

下山は、日が上がり天候も回復して、景色が広がっています。片手にカメラを持って下山しました。

ふり返って、30何年かぶりの涸沢は「夢の国」でした。