山ヤ再開

山ヤ再開

還暦を向かえて「そこに山がある」ことに気付く

万ケ谷遡行(阿舎利山)

2020年7月19日(日)兵庫県宍粟市波賀にある万ケ谷で沢登りを楽しみました。沢のある阿舎利山は宍粟50名山です。

国土地理院の地図にはマンガ谷とあります。

神戸を午前8時に出発し、現地近くの道の駅に着いたのが10時前でした。

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道の駅波賀

この地域はりんご押しのようです。綺麗なトイレがあったので、帰りも寄りました。

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駐車場で見かけたこの花は、何だろう?

日ノ原集落の駐車場で装備を整えて、ソウメン滝から入渓しました。

沢筋は苔むし、水量もあります。今日は距離も短く、4時間ほどの行程ですので、ゆっくりと楽しむことにします。

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事前情報で苔で滑りやすいと聞いていましたが、問題なく歩けます。

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しばらくすると、三段50mが姿を現しました。ここで、ルーファイをミスり時間ロスをします。右岸が正規ルートのところを、写真の右(左岸)が登りやすそうなので取付きました。それまでにも、高巻きルートを探しています。2P目で苦心します。滝筋のルートはフォールドがなく、尾根筋に逃げないといけません。とはいえ、これが沢登りです。結果、楽しい登攀ができたので満足です。

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遠目にはなんて事はないのだが、近づくと迫力がある。

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左岸高巻き1Pを登るNさん。

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滝を過ぎると、穏やかな沢筋に戻ります。

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時計を見ると、正午を廻っていたのでここで昼食タイム。沢にはカップヌードルが合います。

途中の写真がなく、この沢に核心部。20mの滝に。

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この岩を越えて左側(右岸)から高巻きます。

 
マンガ谷(万ケ谷)最上段20mの滝

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途中のテラスまでは、残置ロープを使って登り。その後。2Pロープ張りました。

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メンバーが多かったのもありますが、高巻きルートを見つけるのに時間を取ったため、予定より2時間遅れで下山です。(ヘッデン使わなくて良かった)

この沢に4年前に入渓した経験者4名もいたのに?沢登りは何が起こるか分からないということを再認識しました。